あなたの歯周病度をチェックしてみましょう!
歯ぐきの際や歯周ポケットの中に溜まっているプラークは細菌の塊です。体がこの細菌をやっつけようとして炎症を起こします。その結果、歯ぐきが腫れて血が出やすくなったり、痛みが出たり、歯を支える骨が溶けて歯がグラグラし始め歯周病になってしまいます。プラークはそのままにしていると石灰化し始め、やがて歯石へと変化します。歯石は直接的な歯周病の原因にはなりませんが、プラークがより付きやすくなってしまうため歯周病を悪化させてしまいます。
口腔内カメラ
歯周病は軽~中程度では痛みが出ることも少ないので、知らない間にひどくなってしまいます。重度になった時には、歯がぐらぐらして食べることができなくなり、さらに酷くなると歯が抜け落ちてしまいます。全身にも影響を及ぼします。歯ぐきの血管から細菌が全身に入り、血管の壁に血栓を作ったりして、心筋梗塞や脳梗塞、心内膜炎の原因になります。また、歯周病と糖尿病は大きな関係があります。両方とも生活習慣病ですので食習慣など多くの共通の原因があります。これらの病気のほかにも歯周病は多くの病気と密接に関係しています。
歯周病チェック
あなたの歯周病度をチェックしてみましょう!
歯ぐきが腫れたり、痛むときがある
歯を磨くと歯ぐきから血が出る
歯がグラグラする
歯茎を押さえると膿が出る
口臭が気になる
朝起きたとき、口の中がネバネバする
冷たい水がしみる
疲れると歯が浮くような感じがする
歯と歯の間に物がよくはさまる
歯が長くなったような気がする
これらは歯周病の症状です。
以上のような症状があったら、歯周病の可能性があります。歯科医院で検査を受けることをおススメします。
スリーウェイシリンジ
また、次のような方には、歯周病が起こりやすいことが知られています。
45歳以上の方
喫煙者
妊娠中
糖尿病にかかっている方
親が歯周病で歯を失っている