2017年08月31日

重度になると、歯槽骨がほぼ溶けてしまい、歯がグラグラしてきます

歯周組織が破壊され組織のバランスが崩れると、歯と歯の隙間ができ、物が挟まりやすくなります。この状態でもまだ治療を開始していないと、噛み合わせはどんどん悪くなり、隙間に挟まった物の上からさらに物が押し込まれ、歯茎に圧力をかけるようになります。度重なる圧力で歯周組織の破壊が進行し、歯槽骨の後退を誘発しいていきます。治療後も歯周病の進行を予防するためのアフターケアをきっちりと行います。4~6ヶ月後に定期健診を受けていただきます。
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健康な歯肉と歯周病の関係
歯周病は、歯を支える歯周組織を破壊する病気で、初期には自覚症状がほとんど無く、気づかない間に進行していきます。

軽度歯周病の場合
歯肉の炎症によって、腫れて赤くなり、歯磨きをすると血が出てきます。さらに、歯を支えている歯槽骨にまで炎症が出ている状態です。歯槽骨が溶けることで、歯周ポケットという、歯と歯肉の間の溝が深くなっていきます。歯周ポケットにプラークが入っていき、歯周病菌の住処をつくってしまうのです。
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中度歯周病の場合
歯を支える歯槽骨が半分ほど溶けてしまい、歯が浮いたように動き出す状態です。硬い食べ物が噛みにくくなります。歯周ポケットはさらに深くなり、歯周病菌が歯の根まで進入していきます。そうすると、歯磨きでは汚れが取り切れず、さらに症状が進行していくのです。歯磨きの際には、歯ぐきから血だけでなく膿も出てくることがあります。
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重度歯周病の場合
重度になると、歯槽骨がほぼ溶けてしまい、歯がグラグラしてきます。歯の根にはたくさんの歯石が付着し、歯肉も下がり根が見えてきてしまいます。歯肉が赤く腫れあがり、歯ぐきからは膿も出てきます。寝起きにお口の中がネバネバする、血の味がする、口臭がするなどの症状も出てくる状態です。

歯周病治療後の定期的なメインテナンス
歯周病の治療が終了したとしても、1度歯周病になった人は残念ながら再び歯周病になってしまう可能性が高いので、再発を防ぐためにも『歯周病治療後のメインテナンス』が非常に重要となります。正しい歯磨きの仕方はもちろん、健康的な生活習慣、食生活を送り、出来れば2,3ヶ月に1回、最低でも半年に1回は歯医者で定期健診を受けて、歯周病を予防する事が何よりも大切なのです!



Posted by kimiko2 at 16:32│Comments(0)
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