2017年09月08日

プラークや歯石が歯と歯肉にたまり、炎症を起こしている状態です

歯の周りの組織(歯根膜、歯茎、歯槽骨など)が歯周病菌と呼ばれる細菌に感染し、炎症を起こす病気を「歯周病」といいます。放置しておくと歯を支える骨が吸収され、最悪の場合は歯が抜け落ちることになります。歯周病は歯の表面につくプラーク(歯垢)が原因となりますので、口腔内を清潔にすることが予防・治療になります。

歯周病や歯肉炎の原因といわれているのが、虫歯を引き起こす原因と同じ細菌の集合体「バイオフィルム」です。このバイオフィルムが骨に影響を与える事で歯肉炎を発症し、歯周病へと繋がるのです。
歯周病は生活習慣病のひとつにも数えられる病気で、その原因の多くは日々の生活習慣の中にあります。歯周病をしっかりと予防・治療するには、生活習慣の見直しが必要になってきます。

バイオフィルムの原因になる歯垢(プラーク)は糖分をエサにして、増殖してゆきます。つまり、糖分の多い食生活が歯周病へのリスクを高めています。
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当然のことですが、睡眠不足やストレスなどで免疫力が低下すると、細菌に感染しやすくなります。つまり、歯周病への感染のリスクも高くなります。

喫煙者と非喫煙者では歯周病感染のリスクが2~7倍といわれています。また、タバコが歯周病の症状を悪化させる可能性もあります。

歯周炎
プラークや歯石が歯と歯肉にたまり、炎症を起こしている状態です。

軽度歯周病
歯と歯茎の間に歯周ポケットができ、歯槽骨が溶け始めます。
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中度歯周病
歯周ポケットが深くなり、歯槽骨がかなり溶けている状態です。この時点では冷たいものや熱いものがしみたり、歯茎が腫れて膿が出たり、口臭がひどくなってきます。

重度歯周病
歯周骨がほとんど溶けた状態で歯がグラグラします。ここまで進行すると歯を抜く必要がでてきます。



Posted by kimiko2 at 16:06│Comments(0)
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プラークや歯石が歯と歯肉にたまり、炎症を起こしている状態です
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