歯肉が赤く腫れ、歯みがきをすると出血することがあります

歯周病はプラーク（歯垢）に棲みつく歯周病源菌が、歯を支える顎の骨や歯肉などの歯周組織を徐々に溶かしていき、悪化することで支えを失った歯が抜け落ちてしまうという病気です。早期発見・早期治療が重要となるため、日ごろから自分のお口の中を気にしておくとともに自覚症状が出る前から定期検診で医師のチェックを受けることが大切です。
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初期歯肉炎
歯肉が赤く腫れ、歯みがきをすると出血することがあります。
中期軽度歯周炎
歯肉がさらに腫れて歯がグラつき始め、歯周ポケットは3mm程度と深くなります。（健康時は2mm程度）
後期中程度歯周炎
歯周ポケットは4～6mm程度とさらに深まり、歯のグラつきが増して硬い物が噛みにくくなります。
末期重度歯周炎
歯周ポケットは7mm以上にもなって顎の骨は半分以上溶け、最後には歯が抜け落ちてしまいます。

次の項目に覚えのある方は、歯周病のリスクが高い傾向があります。注意して改善に努めましょう。

ものをよく咬まない方
食べものをよく咬まずに丸飲みしがちな方は、自浄作用を持つだ液が分泌されにくくなり、歯周病菌が繁殖しやすい環境がつくられてしまいます。

タバコを吸う方
タバコの煙には有害物質が含まれており、歯ぐきやお口の中の粘膜から吸収されて、歯周病を誘発・進行させます。
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間食が多い方
間食が多く、だらだら食べ続けている習慣がある方は、お口の中がいつも汚れている状態になり、歯周病菌が繁殖しやすくなります。

ストレスが多い方
ストレスや疲労を溜めがちな方は、免疫力が落ち、歯周病菌を始めとする様々な感染症にかかりやすくなります。