2017年09月22日

歯科医院での定期的な歯石除去およびクリーニング

40歳以上の成人80%以上が、歯周病に罹っていると言われています。 歯周病は歯を失うだけでなく、全身の健康にも悪影響を与えます。歯周病が恐いのは、自覚症状のないまま少しづつ進行し、自覚症状が出る頃にはかなり進行してしまっており、進行してしまった歯周病は自然治癒することがありません。また、1本ずつ歯周病になるのではなく、口全体に進行することが多いため、何本もの歯を同時に失うことにもなりかねません。早期治療と定期的な歯科健診が何より大切です。

歯科重合用光照射器
歯周病は歯周病菌による感染症ですが、歯周病菌が口の中にいても、すべての人が歯周病になるわけではありません。高血圧や糖尿病などの生活習慣病と同じように、免疫力や生活習慣などが複雑に関係していると考えられ、その人の生活習慣によって歯周病にかかりやすかったり、治療しても治りにくかったりすることがあります。歯周病をしっかり病気として理解し、常日頃からのご自身でのチェックやセルフケアをする必要があります。
マイクロモーター
歯磨き以外に注意すべき歯周病の3大要素
1噛みあわせ
咬み合わせは歯に加わる力のバランスを変化させます。歯の許容範囲以上の力は、歯周病を悪化させやすくなります。
2歯ぎしり
就寝中の歯ぎしりは、歯により高い、力のストレスを加えます。寝ている間に歯をペンチで挟んで揺すられるようなもので、歯と歯茎の境目が緩んで歯周病の進行させやすくなります。
3歯並び
歯並びが悪い場合、同じように歯磨きしても、磨き残しが生まれることが多く、歯周病リスクが高まります。
歯周病は歯磨き以外の注意点も押さえて予防する必要があるのです。

歯科医院での定期的な歯石除去およびクリーニング
日頃の歯磨きが重要とはいえ、歯ブラシによる通常の歯磨きでは完全とはいえません。
また、歯垢は時間が経つと歯磨きでは落とすことができない歯石に変化してしまうことから、歯科医院での定期的に歯石除去やPMTCと呼ばれるクリーニングが必要です。



Posted by kimiko2 at 16:55│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
歯科医院での定期的な歯石除去およびクリーニング
    コメント(0)