2017年10月02日
歯周病を発症・悪化させないためには、日常的な予防が必要です。
成人の約8割がかかっていると言われますが、深刻な事態になるまで気づかずにいる患者さんも大勢いらっしゃいます。
近年、歯周病が全身疾患と深い関わりがあることがわかってきており、歯周病予防の重要性が高まっています。歯周病の主な原因は細菌です。毎日の歯磨きが正しく行われないと、お口に汚れや歯垢がたまります。それが石灰化して歯石に変わると、歯と歯茎の間にある「歯周ポケット」という溝が深くなり、細菌の温床となってしまうのです。やがて歯を支える歯槽骨までがとかされ、歯を失うことになってしまいます。
歯周病は初期段階ではほとんど症状がありません。歯茎が腫れる、歯茎から出血するといった自覚症状が現れる頃には、かなり悪化してきています。治療せずに放置すると、細菌によって歯の周りの組織が破壊され、手遅れになってしまいます。
歯周病の原因とは?
歯周病は、口の中の細菌が引き起こす感染症の一種 です。歯と歯肉の間から侵入した歯周病の原因菌が 歯肉の炎症を起こし、さらに進行すると歯を支える 歯槽骨(しそうこつ)が溶けてしまいます。この際、歯周病菌への感染に大きな役割を果しているの が歯垢(プラーク)なのです。
エアータービン
歯垢は、虫歯の原因菌「ミュータンス菌」が栄養分として 糖を分解した際に作るネバネバ物質に、口の中のさまざまな細菌が棲みついて形成されます。このネバネバした歯垢は、うがい程度では落ちにくく、消毒薬や抗菌剤が効きにくいのが特徴です。さらに、外部に有害な物質を放出することで、歯肉の炎症を引き起こします。そのため、歯磨きの際に歯垢の磨き残しがあると、そこから歯周病菌への感染が始まるのです。
歯周病予防に必要なこと
歯周病を発症・悪化させないためには、日常的な予防が必要です。
ここで紹介するプラークコントロールや歯周病を引き起こす要因の改善を効果的に行うことで、歯周病は確実に予防することができます。
丁寧な歯磨き
最も効果的な歯周病の予防法といえるのが毎日の歯磨きです。
歯垢を残さないようにしっかりと歯を磨くことで、歯周病のリスクを大幅に下げることができます。自分ではしっかりと磨けているつもりでも、きちんと磨けていない場合があることから、歯科医での歯磨き指導を受けるとよいでしょう。
口腔内カメラ
歯科医院での定期的な歯石除去およびクリーニング
日頃の歯磨きが重要とはいえ、歯ブラシによる通常の歯磨きでは完全とはいえません。
また、歯垢は時間が経つと歯磨きでは落とすことができない歯石に変化してしまうことから、歯科医院での定期的に歯石除去やPMTCと呼ばれるクリーニングが必要です。
近年、歯周病が全身疾患と深い関わりがあることがわかってきており、歯周病予防の重要性が高まっています。歯周病の主な原因は細菌です。毎日の歯磨きが正しく行われないと、お口に汚れや歯垢がたまります。それが石灰化して歯石に変わると、歯と歯茎の間にある「歯周ポケット」という溝が深くなり、細菌の温床となってしまうのです。やがて歯を支える歯槽骨までがとかされ、歯を失うことになってしまいます。
歯周病は初期段階ではほとんど症状がありません。歯茎が腫れる、歯茎から出血するといった自覚症状が現れる頃には、かなり悪化してきています。治療せずに放置すると、細菌によって歯の周りの組織が破壊され、手遅れになってしまいます。
歯周病の原因とは?
歯周病は、口の中の細菌が引き起こす感染症の一種 です。歯と歯肉の間から侵入した歯周病の原因菌が 歯肉の炎症を起こし、さらに進行すると歯を支える 歯槽骨(しそうこつ)が溶けてしまいます。この際、歯周病菌への感染に大きな役割を果しているの が歯垢(プラーク)なのです。
エアータービン
歯垢は、虫歯の原因菌「ミュータンス菌」が栄養分として 糖を分解した際に作るネバネバ物質に、口の中のさまざまな細菌が棲みついて形成されます。このネバネバした歯垢は、うがい程度では落ちにくく、消毒薬や抗菌剤が効きにくいのが特徴です。さらに、外部に有害な物質を放出することで、歯肉の炎症を引き起こします。そのため、歯磨きの際に歯垢の磨き残しがあると、そこから歯周病菌への感染が始まるのです。
歯周病予防に必要なこと
歯周病を発症・悪化させないためには、日常的な予防が必要です。
ここで紹介するプラークコントロールや歯周病を引き起こす要因の改善を効果的に行うことで、歯周病は確実に予防することができます。
丁寧な歯磨き
最も効果的な歯周病の予防法といえるのが毎日の歯磨きです。
歯垢を残さないようにしっかりと歯を磨くことで、歯周病のリスクを大幅に下げることができます。自分ではしっかりと磨けているつもりでも、きちんと磨けていない場合があることから、歯科医での歯磨き指導を受けるとよいでしょう。
口腔内カメラ
歯科医院での定期的な歯石除去およびクリーニング
日頃の歯磨きが重要とはいえ、歯ブラシによる通常の歯磨きでは完全とはいえません。
また、歯垢は時間が経つと歯磨きでは落とすことができない歯石に変化してしまうことから、歯科医院での定期的に歯石除去やPMTCと呼ばれるクリーニングが必要です。
Posted by kimiko2 at 16:58│Comments(0)